ル・ヴァンヴェールさんに決めるまでの経緯として、とある結婚相談カウンターを訪れました。
そちらでは自分達が結婚式を挙げたい式場のイメージや人数からいくつか紹介を受けました。
選択肢の中には大手結婚式場からホテルまで様々。
それらを全て見学した上でル・ヴァンヴェールさんに決めた理由を、これから式場選びをされる方々の参考になればと思い綴らせていただきます。
- 好立地条件で観光客の注目間違いなし!
神戸北野の異人館通りに面しているため、週末ともなれば観光客がたくさん。
門の外やガーデンで写真撮影をしていると観光客の人達からも祝福の拍手をしてもらいました。
新郎の私は人前が苦手なのですが、この時はとても幸せな気分になりました
- 外観がオシャレ!
門を入ると目の前はガーデン。周りも緑に囲まれ一歩外は人の往来のある通りであることを忘れるようなプライベートな空間に感じられる。
ガーデンの奥にかわいい外観の建物。レンガと白を基調とした海外ドラマを思わせる平屋建て。
全体的にちょうどいいサイズ感です。
- 料理が美味しい!
新婦の実家が飲食店を経営していることもあり、料理にはこだわりがありました。
フェアで試食をしてとても美味しかったのが決定打となりました。
後日、新婦の母を誘って各コースの試食会(別途料金)にも参加し食べ比べ。母も満足・安心していたようです。
余談ですが、打ち合わせの時にいただけるドリンクの中にあるアップルティーが美味しかったです。
- プランナー始めスタッフの方々が親切丁寧!
プランナーさんによって持ち味は違うのでしょうが、私達の担当の方はとても丁寧で話しやすく、可能かどうかは別の話として、私達の提案をしっかりと検討してもらえます。
結婚式当日の流れや動きも、キャプテンから丁寧にその場ごとに言っていただけるので、余計な心配することなく式を進めることができます。(発表会のような予行演習もなし。)
ゼネラルマネージャーの人柄や結婚式を良いものにしたいという熱意に好感が持てました。
- 予算に合わせていろいろできる!
先に見学に行った結婚式場では初回見積もりの時点でやや予算オーバーでした。式場を決定してからの内容次第でまだまだ最終金額は上がるので不安は募るばかり・・・。
ル・ヴァンヴェールさんを訪れて予算の話をするまで心配でしたが、実際に話を伺ってみると「ここなら自分達に合った良い結婚式ができるかもしれない」と思えました。
予算については、式場を決めてからの話ですが、打ち合わせの度に決定事項を盛り込んだ見積もりを帰りに作成してもらうようにお願いしていたのですが、迅速に対応していただきました。おかげで要るものと削るものがすぐに明確にでき、最終見積が出るまでの不安はありませんでした。
飲食物以外の物は、ほぼ全て持ち込み可能。施設内の飾り小物なども移動可能で好みの装飾が楽しめますし調度品も式場の雰囲気にマッチしていますのであれこれと飾り付けにお金をかけなくても大丈夫です。
結婚式の当日の天気予報は午前中雨、日中曇りでした。しかし、早朝には雨は上がり日中は気持ちのいい晴れの天気。2月半ばの本来ならまだまだ寒い季節にも関わらずちょうどいい天候・気温。私達もゲストの方々もとても良い気持ちで式を進めることができました。ガーデンで集合写真を撮ることができました。
写真といえば、フェアで契約したフォトアルバムと写真でのエンドロールのカメラマンの方のキャラクターがとてもステキで、「いいねぇ~」「あぁーいいっ!」などのムーディな掛け声に思わず笑顔になった瞬間を撮っていただいておりとても良い写真がたくさんありました。
1日1組の貸切りなので、本当に落ち着いて過ごすことができました。感覚としては「あっという間に終わってしまった。」ですが、実は予定よりもずいぶん長引いてしまったようです。
それにも関わらず、私達が退場した後に流れたエンドロールを、式が終わった後で会場にて再演してくださいました。
司会の方の小気味よいテンポと会場の雰囲気にマッチした声や、フローリストさんのセンスのいい花の装飾も式を一層引き立たせてくれるものでした。
(1)余興は要らない!
内容については、当初から余興はなしにして、ゲストとの時間を多く設けたいとしておりました。自分たちが友人の結婚式に参列した時にいつも思っていた事でもありますが、新郎新婦と一緒に写真を撮りたい。お祝いの言葉をかけてあげたい。でも、他のゲストが先に行ってなかなか行くタイミングが見つからない。という「結婚式あるある」を解消すべくコーナーを設けて全員と写真も撮りました。
(2) 感謝の気持ちをダイレクトに伝える!
お世話になった人や友人、両親や兄弟、全員とハグをして感謝の気持ちを伝える。新郎は当初恥ずかしいと思っていましたが、実際にやってみるとゲストの方との距離がグッと縮まったように思います。
プロフィールDVDは手作り。
インターネットで「生い立ちムービー 時間」などで検索すれば長すぎず短過ぎず〇分~〇分ぐらいが良い。などと書かれていますが、私達は新郎パート・新婦パート・二人パート、それぞれ好きな曲で全ての人達に感謝の気持ちを届けたいという思いで自作しました。自分達の生い立ちを詳しく知ってもらえるだけでなくいろんな人との出会いと感謝をたくさん盛り込んだことが功を奏してどなたも長かったとは感じなかったようです。(自作したことで予算はものすごく抑えられました。その上完成度も高評価でした。)
(3)やっぱり料理!
前述の通り、料理にはこだわりました。一品一品の料理のつながりもくどくならない様に、物足りないと感じない様に、年配の方も多いので食べやすいもの、をコンセプトに選びました。
どうしても最後に少しのごはんとお吸い物・香の物を出したいと相談したところ、シェフが尽力して解禁ギリギリで間に合った「いかなごのくぎ煮」を出してくださいました。
- ハグ。
私達の狙い通り、ゲストの方々も参加できた感があって好評でした。
今までにない内容で驚いたが非常に良かったと職場の上司にも好評。
ハグをしている間もカメラマンは写真を撮ってくれているので、全員と写真が撮れる。
併せてグループ写真(各卓)も撮れる。全員が笑顔で写真に写っていました。
- ゲストからも好評の料理。
すべての料理が美味しかった。中でも肉料理(メイン)のお肉の柔らかさは参列してくれたお婆ちゃんからも大好評。
前述、「シェフの心意気くぎ煮」とごはん・お吸い物は「ホッとする味」「ちょっと白飯が食べたくなっていたところに出てきてうれしかった」とも。
たくさんの思い出の中で1番となると、苦労や心配をかけた両親には特別な感謝の気持ちを改めて伝えるのはなかなか大変でしたが、しっかりと伝えることができたこと。
これから会場選びをされる皆様。
ご成婚おめでとうございます。
結婚式というものは男性と女性で考え方や価値観が違っていると思いますが、お二人がこれだけは!というテーマやコンセプトをしっかり持って会場を見るのが吉でしょう。
会場の雰囲気や収容人数といったものであれば、式場をいくつか回れば必ずヒットするでしょう。
そういった部分ではなく、その会場でゲストへのおもてなし方やお二人が表現したいことができる会場かどうかにフォーカスして見学されると良いのではないでしょうか。
ただ結婚が決まったから漠然と会場探そうでは、見学に行った先々で仮予約をするだけで具体的なものがなかなか決まりません。
もちろんそこには予算というものがついて回るわけですが。
お二人で会場探しに行く前に結婚式に関して意見を一致させておくと良いと思います。
ル・ヴァンヴェールさんを検討してみようと思われているお二人には、一般的な結婚式場やホテルのような会場よりも柔らかい雰囲気にしたい、コンパクトでゲストとの距離が近い、美味しい料理が食べたいなどをポイントにされているのであればオススメです。
・天気のいい日のガーデンでの写真はとても良い記念写真になります。
・窓から入ってくる自然光が十分明るく柔らかく落ち着いた空間です。
・豪華絢爛な感じではありませんが、プラン内(備え付け)のセットで十分で写真を見ても綺麗で映えています。
フェアなどがあれば必ず参加されることもお勧めします。フェア特典は大きいです。
季節によって会場料金は大きく変動するのはどこも同じですが、式費用は細かくやりたいことを設定できるためリーズナブルだと思います。
他の方のレビューにもあるようにレストランもされていますので、記念日にまた美味しい料理を食べに行くというのもとてもステキだと思います。