・結婚式場を探すにあたり、私たちの一番のこだわりは「お料理」でした。ゲストの記憶に一番残るのはやはりお料理だと思い、レストランウェディングにしようと考え、いくつか自分たちで会場をピックアップしていました。(実はそのリストの中にル・ヴァンヴェールさんは入っていませんでした)
・某相談カウンターを訪問した際に紹介して頂き初めてこの会場の存在を知り、見学の予約をさせていただいたのですが、予約日の1週間前に別会場の見学帰りに近かったのでフライングでアポなし訪問してしまいました。
・ちょうど半年に1度のアイテムフェアの開催日で、一歩お庭に足を踏み入れた瞬間、北野の街中にもかかわらず、青々と茂る緑のお庭を主人が気に入り、全体的な雰囲気の温かさに私も一目惚れしてしまいました。階段が少なく動線がフラットなこと、会場が大きすぎないことも「アットホームな結婚式がいいな」と考えていた私のイメージにとても合っていました。
・突然の訪問にもかかわらず丁寧に対応していただき、この時に日程の仮予約もさせていただきました。1週間後改めて見学の為に訪問し、お料理の試食をさせていただいて、二人とも「この会場で間違いない」と即決しました。私たちは3軒会場の見学をしましたが、お料理の美味しさは群を抜いていたと思います。
・本当にあっという間の一日でした。
式場を決定してから8か月。次から次へとやりたいことが出てきたので、仕事をしながら準備を進めるのは本当に大変でしたが、妥協せずやりたいことは全て準備出来たので、終わった今はとても満足しています。
準備期間が本当に色んな意味で大変だった分、当日はもう何も考えずにただ楽しみました。
・綺麗にヘアメイクをしていただき、この日の為に選んだドレスを着てカメラマンさんにたくさん写真を撮っていただいて、一生記憶に残る思い出になりました。価値観は人それぞれありますが、私たちにとっては、この日の経験は今後の人生においても大切な一日になったと思います。同じ目標に向かって二人で相談し協力出来たこの経験は、この先何かピンチに陥った時も、乗り越えられる絆を築けたのではないかなと思います。
普段から優しく見守ってくれていますが、準備期間こだわりの多い私のやりたい様にさせてくれた主人にはとても感謝しています。そして、我儘を全て叶えて下さったスタッフの皆様にも感謝しかありません。
・私がイベントごとになると血が騒ぐ性格なので、こだわりはたくさんありました。
まずはやはりお料理です。特に「海の幸とコンソメジュレのキャロットムース」は試食会で初めて食べた時から主人のお気に入りで、これは絶対ゲストの皆様に食べていただきたいとコースに入れました。
・次にコンセプト。私たちの結婚式のテーマは「Dozen Rose(ダズンローズ)」だったのですが、プロポーズの際に主人から貰ったブリザーブドフラワーの薔薇の花束をコンセプトに、当日は「12個のHappyやSurpriseでゲストに楽しんでもらおう」と当日の内容もかなり細かく指定させていただきました。私たちだけが主役なのではなく、「両親」「親戚」「友人」全員がそれぞれの場面でスポットが当たるように、全員が主役の結婚式を目指しました。
やりたいことを詰め込んだ我儘な企画書を作成してお願いしましたが、プランナーさんも司会の方も、全てが叶う様に当日の流れを組み立てて下さいました。
・そして会場の飾りつけ。二人の思い出の写真はもちろん、私の趣味であるディズニーのぬいぐるみもたくさん飾りましたが、これも実は当日行ったクイズの問題になっていました。
「出来るものはなるべく手作りで」という思いがあったので、ダッフィー&シェリーメイに着せたタキシードとウェディングドレスをはじめ、ペーパーアイテム、ゲスト席や会場に飾った薔薇のペーパーフラワー、ペーパーシャワー&リボンシャワー、ガーランド、フォトプロップスなど、お休みの日には一日中何かを作って過ごしていました。
私たちが想像していた以上に、様々なシーンが良かったという感想をゲストの皆様から頂きました。
・「お料理」
主人がこだわっていたキャロットムースは勿論のこと、全てのお料理が本当に美味しかったと好評でした。特にお肉料理はとても柔らかく、老若男女全てのゲストから大好評でした。
・「デザートビュッフェ」
コースのデザートを敢えて省き、代わりにビュッフェの品数を増やしていただいたので、とても華やかになりました。それまでのコースでもかなりボリュームはあったのですが、女性ゲストの方は全種類食べて下さった方も多かったです。暑すぎず寒すぎず、春のいい季節だったので、お庭でのビュッフェはとても気持ちがよく、ゲストの皆様もずっと座りっぱなしではなく、自由に動いていただける時間になったのでとても好評でした。
・「余興クイズ」
私たちは余興を友人にはお願いせず、自分たちで行おうと決めていました。その代わりにゲスト席にあらかじめ問題用紙をセットして、クイズを行いました。答えは全て当日会場の中に用意し、待合の飾りつけも全てが問題の答えになっていたので、私たちが中座している間答えを探しに待合に行かれるゲストもいました。
・「エコバックトス」
プランナーさんより挙式の後、「ゲストの方に何かトスされますか?」と提案していただき、主人に何を投げたらいいか考えてもらいました。投げるのである程度軽く、万が一当たっても痛くなくて落ちても支障がないもの。そして誰が貰っても使えるものを考え、エコバックになりました。お店のビニール袋も間もなく有料化されることもあり、皆さん白熱して下さいました。
・まずは予定通り結婚式を迎えることが出来たことが一番の思い出です。
私たちの挙式日は新型コロナウィルスによる緊急事態宣言発出直前だった為、延期・中止も含め二人で何度も話し合い、賛否両論あるのは承知の上、二人を取り巻く様々な状況から予定通り行うことを決めました。
その為、遠方から来てくれる筈だった友人は全員キャンセルとなり、結婚式の3日前まで席次表の刷り直しをしたり、前日までエンドロールの修正があったりして各方面のスタッフの方々には本当にご迷惑をおかけしたと思います。私自身、3日前の荷物搬入直前に「何のために頑張って準備してきたのか分からない」と主人の前で号泣するほど精神的にはギリギリの状態でした。泣きながら席次表を印刷している時間は本当に辛かったです。
・ゲストの皆様にも細心の注意を払ってお越しいただくなどご不便をおかけしましたが、ル・ヴァンヴェールのスタッフの皆様も細やかな換気、消毒の配置などの気配りをして下さり、無事に結婚式を終えることが出来ました。
こんな情勢の中でも駆けつけてくれたゲストの皆様がいて、笑顔で「本当にいい結婚式だったね」と言って下さったことが何よりも嬉しかったです。
両親もさることながら、親戚や友人が私たちの姿を見て涙してくれている姿を見て、私も主人も本当に沢山の方からの愛情を受けてこの日を迎えられたんだと胸が熱くなりました。
・今は新型コロナウィルスの影響を受け、会場選びもストップされている方がたくさんいらっしゃると思います。
とても残念なことではありますが、この混乱が落ち着いた時にすぐ会場選びを再開出来る様、今から少しずつ準備をしておくことは出来るのではないかと思います。
・会場選びをされる際には、漠然とでも構わないので「どのような結婚式をしたいのか」をイメージしてから探されることが大切だと思います。
私たちは「お料理が美味しくて、アットホームな雰囲気の結婚式」をイメージしていたので、ル・ヴァンヴェールさんは正にぴったりな会場でした。
・数ある会場から選ぶのも大変なので、ウェディングカウンターさんを利用するのもおススメです。私たちのように、自分たちでは探しきれなかった会場を紹介していただける場合もありますし、会場見学の予約をしていただいたり、紹介特典を受けられたりもします。
・ル・ヴァンヴェールさんは北野異人館街の観光地の中にありますが、1日1組限定且つお庭には門扉があるので、自分たちだけの結婚式空間を作り上げることができ、他のカップルの方を気にして時間を急ぐこともなく、ゆったりと大切な1日を過ごすことが出来ます。
・私の様にこだわりが強く、装飾なども頑張りたい方。招待人数が大人数ではない方。スタイリッシュな感じよりも自然な雰囲気がお好きな方。お料理のクオリティに重きを置かれる方。このような方にはル・ヴァンヴェールさんはとてもおススメだと思います。
・一番やりとりさせていただくプランナーさんをはじめ、関わる全てのスタッフの方が新郎新婦のことを考え、やりたいアイディアには「NO」と言わず実現出来る方法を探して下さいます。
きっと温かみのある結婚式を挙げることが出来ると思いますので、まずはブライダルフェア等を利用して会場を見学されることをおススメします。
・一日でも早く今の混乱が落ち着き、一人でも多くの新郎新婦・ゲストの皆さんの笑顔がル・ヴァンヴェールさんに戻ることを深くお祈りしております。