ぼんやりと「神戸北野で挙げれたら…」と思っていた中、ゼクシィ相談カウンターからの紹介でルヴァンヴェールを紹介して頂きました。
試食で頂いた料理が大変美味しく、また、緑豊かなガーデンの雰囲気が昼も夜も美しく、一目惚れのように即決即断でした。そして何よりも、一日一軒貸切で、自分達の思いで結婚式を自由にコーディネートできることが一番の決め手でした。
コロナ渦の真っ只中、半年の延期もあり、とにかく無事に行い終えることができるのか…不安な気持ちで一杯でしたが、スタッフの方々がとても親切に柔軟に対応して下さり、ほぼ予定通りに行うことができました。
当初はチャペルで挙式を行う予定でしたが、コロナ対策を考慮し、ガーデンにて人前式で行いました。「人前式」という形に少し抵抗がありましたが、実際に行ってみると、来てくださった方々に自分達の言葉で伝えることができ、私達らしい挙式を行うことができてとても良かったと思っています。本当に温かい雰囲気の中、幸せな結婚式を挙げることができ感謝しております。
私が絵を描いたり作ったりすることが好きなので、式場に置く飾りや印刷物などのデザインを一から考えて、手作りの温かみが伝わる結婚式になるように特にこだわりました。引き出物のお菓子は、味にも箱にもこだわって、2人の大好きな地元のお菓子屋さんのスイーツBOXをオリジナルで作ってもらったり、ウェディングケーキの上にのせるアイシングクッキーを、私が描いた絵から作ってもらい、ゲストの方々のケーキにものせたりするなど、喜んで頂けるようなアイデアを色々考えました。
まず一番に「料理が美味しい!」ことです。試食で頂いたクリスマス限定のお料理が特に私達はお気に入りで、ゲストの方々にも召し上がって頂きたいと思い、その料理もコースに含ませて頂きました。レストランでも何度かお料理を頂きましたが、一つ一つ心がこもっていて、いつもとても幸せな気持ちになります。(式の時だけでなく、レストランとしてお料理が頂けるのもルヴァンヴェールならではの醍醐味だと思います。)
また、明るい時は緑の映えるガーデン、夜はイルミネーションもとても綺麗なので、明るい時も暗い時も素敵な雰囲気を味わいながら写真が撮れることも好評でした。
まず何より、結婚式ができるのか、挙げて良いのか悩み……何もかもが異例の中、沢山の方々に温かく祝福して頂ける式を行うことができたことが一番の思い出です。また、手作りにこだわってプチギフトの宝石石鹸を友人に教えてもらいながら作ったり、印刷物や飾りなど、二人で多くの手作業を毎日計画を立てて作っていく過程が、やっている時は地道で時間もかかり必死でしたが、今では私達にとって大切な時間だったと愛おしく感じます。また、髪飾りも、私の好きな花を選んで知人に手作りして頂いたり、北野で撮影している時に観光客の方にも写真を撮られて嬉し恥ずかしの気持ちになったり(笑)、1年かけて猛練習したピアノで母と連弾したり、父からのビデオレターのサプライズがあったり……思い返すと、一つ一つが私達にとって一生の思い出です。
結婚式を挙げる中で何を一番大事にしたいかを、なんとなくでも軸を持って探すのが良いと思います。そして、式を挙げるということには、様々な方々の携わりや協力して頂くことによってできるものなので、自分達の思いばかりではなく、来てくださる方々の気持ちになって考えていくのも大切だと思います。
まだまだ不安な日々が続きますが、心から幸せを感じる素敵な結婚式が挙げれることを願っております。